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食事などから吸収されたカルシウムは造骨に関与する細胞や活性型ビタミンDや女性ホルモンをはじめとする様々な体内物質の働きで骨組織に取り込まれ、骨を強化するのに用いられています。これを造骨といいます。その一方で、古くなった骨は骨組織の処理細胞によって順次、壊され(破骨)骨からはカルシウムは抜き去られ、(脱灰)新たな造骨への再利用や、神経あるいは心臓など生体内での様々な反応に用いられます。
閉経期前後の年齢になると骨組織での新陳代謝は弱まり、たとえカルシウムが充分に摂取、吸収されていても造骨は弱まり、破骨、脱灰の速度が早まります。閉経期は卵巣の働きが弱まり女性ホルモンが減少し造骨力の低下、と破骨、脱灰の昂進がより顕著になります。この結果骨はもろく弱くなり、ついには階段で蹴つまづく程度の弱い外力でも骨折するようになります。体重を支える背骨、腰骨、太股(大腿骨骨頭部)に骨折を来すと寝たきり状態に陥る危機にさらされます。これが骨粗鬆症です。
また女性は妊娠すると、胎児が発育に必要とするカルシウムを食事から得られるカルシウムに加えある程度の量のカルシウムを骨から分かってやらなければなりませんが、骨に充分量のカルシウムを蓄えておくべき若年期に過度なダイエットを行うとカルシウムが充分骨に行き渡らせなくなり、骨粗鬆症の発症を早めてしまう危険性があります。
当院では15センチ程度離れただけで計測値が0に近くなる程の微細なX線ビームで腕の骨の断面での骨の密度を計測し、その骨密度の減少の度合いと自覚症状から骨粗鬆症あるいは骨塩減少症に陥っているか否かを計測しています。 |
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